留学ビザから投資経営ビザへの在留資格変更は可能か
Q.私は、日本の大学の留学生です。少しでも早く起業したいと思っていますので、卒業後すぐに留学ビザから投資経営ビザに在留資格変更をしたいと思っています。ただ、入国管理局に聞いたところ、留学ビザから投資経営ビザへの変更はかなり難しいと言われました。私はすぐにでも会社設立して起業したいのですが、留学ビザから投資経営ビザへの変更は不可能なのでしょうか?
A.確かに入国管理局の方が言っていたことは嘘ではありません。一般に、留学生が留学ビザから投資経営ビザに変更申請した場合、就労ビザで日本に何年が在留した後で投資経営ビザに在留資格変更申請する場合に比べると、入管の審査が厳しくなる傾向にあります。
これは、年も若い留学生が会社設立して起業する場合、経営者としての経営能力が備わっているとは思えない場合、資金の出所が怪しい場合(※ホステスやホスト等の風俗営業関連の違法なアルバイト等の資格外活動で稼いだお金を投資する等)、就職活動に失敗したため無理やり日本に在留する方便として在留期限間近で投資経営ビザへの変更を考え付いた場合等、およそ日本で事業の継続は難しい場合が往々にしてあるからです。
但し、難易度は高いものの、しっかりとした資金の準備、ビジネスプランの作成等、留学生であっても起業後、事業の継続性、安定性が見込まれる場合については留学ビザから投資経営ビザの変更は不可能ではありません。
特に近年は、しっかりとした事業計画、金銭的裏づけ等が立証されていれば、留学ビザから投資経営ビザへの変更を認めることも昔に比べれば多くなっている印象を受けます。
当事務所は、そのような若き経営者のビザ申請をサポートし、許可を得てきた実績豊富な事務所です。
若さは宝ですし、ビジネスチャンスはその時しかめぐってこないものです。
しっかりとしたビジョンをもっている経営者に対し、当事務所は全力でサポートいたしますので、留学生の方で、会社設立や投資経営ビザへの在留資格変更をお考えの方は、一度ご相談ください。