就労ビザの申請が不許可になりました。再申請は、不可能でしょうか?
Q,就労ビザの申請を行いましたが、不許可になりました。自分で再申請するのは、不可能でしょうか? やはり裁判するしかないのでしょうか?
A,外国人の方の中には、ビザ申請(在留資格の変更・更新)について軽く考えていて、 「とりあえず就労ビザの更新や変更を自分で申請してみて、不許可になったら専門家に頼めばいいや」と思っている方も多くいるようです。
そのため、適当な申請をして在留資格の変更や更新が不許可になり、慌てて行政書士や弁護士等の専門家を訪ねてくる方が結構いらっしゃいます。
しかし、実務上は、一旦不許可になると、最初の申請よりも難易度あがってしまうことが多いです。 風邪のうちに治しておけば安くすむのに、風邪をこじらしてしまって肺炎等になってしまっては治療が大変になるのと同じですね。
また、多いのが「OOさんはこんなケースでも就労ビザが取れた」などの外国人同士の友人や知り合いの噂レベルの情報を真に受けて失敗するケースです。
実際に行政書士や弁護士等の専門家に依頼するかどうかはともかく、就労ビザの申請を甘く見ることのないよう、手続は慎重に進めてください。
ただ、一般の方とプロが申請する場合では就労ビザの更新や変更の許可の可能性は大きく変わってきます。できれば、就労ビザの更新や変更が不許可にならないよう、専門家に早めに相談し、専門家をうまく利用して許可をとって頂きたいと思います。
なお、一旦就労ビザの更新や変更が不許可になってしまうと、裁判をするしかないと思い込んでいる外国人の方も多いです。そのため、裁判費用や裁判にかかる時間を考え、帰国すると決め込んでしまっていることもよくあります。
しかし、実際上は裁判をしたとしてもほとんど勝ち目はありません。
一方、一旦就労ビザの変更や更新が不許可になっても、再申請により許可が得られるケースもかなりあります。
ですので、「もう帰国するしかない」とあきらめる前に、是非一度ご相談ください。当事務所は、プロとして、その方にあった最良の方法をアドバイスさせていただきます。
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